(なお脱穀機は日本ユネスコ協会連盟ユネスコスクール助成金2015年度にて購入しました)
2年生:5月:さつまいもの植え付け、10月収獲
5月:よもぎだんごづくり
7月:夏野菜収穫祭
夏休み工作(草木染め、黒板づくりなど)
勝間なんきん収獲
11月:勝間なんきん大収穫祭
12月:冬野菜収穫祭 おつけものづくり(天王寺かぶら、田辺大根 なにわ伝統野菜)
クリスマス&お正月リースづくり
1月:冬野菜収穫祭 鍋PARTY
コンポストづくり、綿くり+糸紡ぎ
晴明丘小学校の地域園芸クラブでは、以前は野菜も栽培するだけで花をさかせてしまうなど、収穫時期を逸し、ブロッコリーや大阪しろ菜など花を愛でるもこと多々あり、野菜を育てていてもなかなか食べるまで辿りつかない現状がありました。しかしながら地域の方々が入会されたことによって一変し、野菜も現在は会員のみなさんと分かち合えることができるようになりました。
なにわ伝統野菜は、昔のモノが良かったというのではなく、世代を問わず、その野菜の歴史や味を知るところから、歴史・流通・経済をはじめ和歌や俳句に詠まれるなど文化的要素や栄養・土壌・植栽や栽培について植生物の科学的要素を学ぶことのできるアイテムです。
大阪が日本全国だけでなく海外からの集散都市という商工文化によって育まれたもので、伝統野菜を手に取って栽培から調理を体験し子どもたちに食文化を継承・伝達することが大切で、生産者農家さんや伝統野菜普及の活動団体の方々の協力を絵て栽培を続け、「収穫祭」と称し調理して食べるまでを実施してきました。さらに「食べる」だけでなく枯れた桜の木を使っての「黒板づくり」や草木や実での「草木染めやリースづくりなど」工作も体験してきました。
コロナ禍、ノロウィルスなどの影響によって学校内での収獲したあと調理して食べるという機会は中止しておりますが、以前は、海外からの大学生 高校生 小学生らとともに収穫して一緒に食べる体験をしてもらい子どもたちと交流して、楽しく有意義な時間を過ごしたこともあります。
「ユネスコ世界無形文化遺産・和食」の基本は、RESPECT NATURE.
育てた野菜や果物のいのちをいただくこと、そうした日本人の自然を尊ぶ心を学びつつ、種苗からの栽培、そして収獲し食べるところまでを一貫して体験することで、晴明丘に育む子どもたちが「自然に触れて、生命の尊さを知る」大人になることを願いつつ、ボランティア活動を続けています。
現在、エディブルスクールヤードというバークレーで荒廃した学校を変えたプロジェクトを取り入れ、学校菜園を広める動きが堺や京都などでありますが、晴明丘では自然観察学習園の着工(1997)以来、学校・地域・PTAが世代を超えて繋がり楽しみ学べる場づくりと「収穫祭」が、発展していくことを願っています。
ご関係の皆さま方に感謝申し上げます。
食育活動責任者:晴明丘小学校地域園芸クラブ 富澤裕美子(管理栄養士)
連絡先:engei_sewa@seimeigaoka.com
(晴明丘小学校地域園芸クラブの入会について詳しくは→お問い合わせ
ハロウィン秋祭り:勝間なんきんはるまき 2019年報告(ハロウィン秋祭り)とお茶の学習(PDF)
ユネスコ世界無形文化遺産と和食 勝間なんきん収穫祭@ハルカスキッチン 勝間なんきん生産者農家から、晴明丘会館
なにわ伝統野菜のおせちりょうりづくり(おせち料理づくり(金時人参と田\辺大根収獲→なます、吹田くわいの収獲→煮物、きんかんの甘煮など)
難波ねぎで餃子づくり
キムジャン勉強会(ユネスコ世界無形文化遺産キムチづくりを学ぶ)
流しそうめん大会(サンフランシスコ高校生アンバサダーとともに)
かりんジュース、赤シソジュース、発酵酵素ジュース、ハーブティづくり
シソの実の煮物
カゴメのトマト:凛々子のソース難波ねぎのお好み焼き
親子料理教室@ハルカスキッチンスタジオ
天王寺かぶらとトマトのイタリアンパスタづくり
熊野街道:奥熊野の郷土料理・「ぼうり」復活試食
リースづくり、草木染め、黒板づくり、
綿くり、糸つむぎ
みんなの食堂への協力、地域のおまつり(ハロウィン秋祭り)の参加
ハルカスファーム試験栽培への協力
なにわ伝統野菜関連市民団体や近隣の生産者農家さんより、種苗の提供をうけています。
天王寺蕪の会、難波葱普及委員会
田辺大根ふやしたろう会 など
難波葱生産者農家 :上田さん、
なにわ伝統野菜の苗:阪上さん 松本さん
ひまりえん
中学・高等学校・大学関係者
大阪市立自然史博物館学芸員
自然環境系有識者の方々
HP作成支援NPO
なにわの片葉葦保存会 片葉葦
なにわ特産物食文化研究会編著(『なにわ大阪の伝統野菜』農山漁村文化協会発行)
志村敏子著 『わては天王寺かぶらでっせ』『なにわ伝統野菜のおはなし』
難波りんご著 『もうちょっと知っとく私たちの阿倍野』「なにわ伝統野菜の復活 阿倍野の文化交流」(『阿倍野の文化と創造性』あべの会発行)
〒545-0032
大阪市阿倍野区晴明通10-34